お薦め博物館----横浜の歴史と遺跡を訪ねて-都筑区編
横浜歴史博物館
昨年、記事にしたのはお隣にある無料入園のこちら↓。
この後に載せたかったのですが、丸1年も放置してしまいました(笑)
地味な展示ですが一度は見ておいて損は無いです。一般400円
団体が帰る頃の午後2時過ぎあたりがお薦め時間帯です。
では、かいつまんで見て見ましょ。
2万年前のマンモス時代の横浜、まだ海が無かった頃。
狩りで獲物を得ていた時代。
知恵が生み出した、刺す、切る、削ぐ、削るなど用途に合わせた道具。
縄文土器の使用は12000年前から
全国で土器が使われるようになった時代。
大塚・歳勝土遺跡一帯のジオラマ
弥生時代のムラ長(おさ)の住居。
8世紀頃、現在の都筑区にぐんか(市役所みたいなの)が出来て村が開かれてきた頃
現在の金沢文庫や八景駅周辺は六浦(むつら)と呼ばれ、
鎌倉幕府時は鎌倉へ向かう僧侶や武士、物資の集まる玄関港として栄えた。
江戸時代(東海道五十三次)宿場が栄えた時代の様子
飛脚さん。速達かしら?どこへ届けるのでしょ。
お籠には武士が乗っています。乗り心地はいかがなんでしょ。
一番大きかったのは神奈川宿で、賑やかな宿場町だったようです。
勧工場(かんこうば)伊勢佐木町の「横濱館」の想定復元模型
西洋雑貨や金物文具洋食店、たくさんの商店がひとつの建物に集まって商売していた施設。
現在でいうならば大型マーケットです。
現在の大桟橋あたりにイギリス波止場が出来、
↑写真模型では着物姿や洋装の外国人などが行き交う賑やかな伊勢佐木町(関外)の様子。
この時代、治安を図るため関門として吉田橋が架けられました。
と区分けされて呼ばれていたそうです。
現在はIR関内駅側に掛かる吉田橋脇に「吉田橋関門跡」の碑があります。
皆さんも、機会があれば是非、探して見てみてね。
見てびっくり!驚きます!
普通の石碑です(笑)
こんな風に長年住んでいながら、町の生い立ちはちゃんと把握してないワタクシ。
はるか時代の町の賑やかさにちょっと思いを馳せて手繰ってみる。。
こんな、ひとときでした。
2016.6月----横浜歴史博物館のご紹介。