2000年前の暮らし風景

ちょっぴり見学----横浜の遺跡を訪ねて-都筑区
大塚・歳勝土遺跡公園             
(おおつか・さいかちどいせきこうえん)
神奈川県横浜市都筑区大棚西1

青紅葉。

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遥か2000年前、古代弥生時代の横浜のムラの暮らしを見て来ました。

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センター南駅右がセンター北駅、市営地下鉄ブルーラインが地上を走っています。県内の小中学生の社会科見学も多いという大塚・歳勝土遺跡公園。
周りはマンションなどですが、ここは異空間でした。
横浜歴史博物館の館内からこの遺跡公園へ行けます。
行かれる機会があればぜひ両方を見て来て下さいね。

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港北ニュータウン開発計画の時、
(昭和47年)発掘調査で弥生時代中期の大規模環濠集落が完全形で発掘されたという貴重な遺跡です。

現在の港北ニュータウン弥生時代ニュータウンとも言われ、西方面から多くのひとがこの地に移り住んで来たそうです。



入口には漫画看板で遺跡の案内をしています。小中学生にも親しみやすく、判りやすくまた、全く歴史に詳しくない私にもありがたい説明でした
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再現された集落が見えて来ました。
竪穴住居の7軒と高床式倉庫1棟を復元、保存維持されています。
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発掘調査時のムラ全体の縮小再現
争いがあった時代で、外部の敵を防ぐためにムラの外周600メートルで濠(ごう)が掘られいます。環濠(かんごう)というそうです。ムラの広さは東西220m、南北130mで一カ所にムラと外を行き来する木橋がかかっています。
環濠は最大4.5m幅、2.5mの深さでここでは水を張らなかったようです。
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復元堅穴住居
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復元された住居はそれぞれ茅葺き屋根の作りは同じですが
中の広さが若干違います。
大小家族、集会所、などY-○○号と看板説明があります。

では、入ってみますよ~。

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すずし~~
ここで弥生時代の横浜のムラの人々は石器をつくり集会したり火を焚いて暮らしていたんだなぁ。。。

そして骨組みを見上げることも忘れずに。
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こんな石器も発掘されたんですね。
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もちろん収穫したものは大事に。
復元高床倉庫(掘立柱建物)
穀物を湿気から守りネズミ進入を防ぐネズミ返しというのが付いているそうですが
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覗いてみたのですがどのあたりでしょうか()。

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深く気にしないで下さい。なんでもついつい覗いてしまうクセ。。。

大塚のムラでは数軒で1~2棟の倉庫が使われていたそうです。

ちょっと歴史にふれて竹のお箸も古民家園でタダでもらって(笑)

気ままな夢想世界に浸りつつ、、とってもいい散歩(この日19000歩!)

ほっぽっぽ~~花ぽっぽ~~♬
歌いながらまた青い竹林の道を戻る花だった。
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今回は歳勝土遺跡(大塚遺跡に住んでいた人々のお墓)は見て来ず、
隣の横浜市歴史博物館でかなり長い時間堪能致しました。
博物館の紹介は、近いうちにまとめたいと思います~。

今回も一緒に散歩ありがとう。

2015.6月の2000年前にタイムトリップした日