こんにちは。花うた-125
-ある年の6月の過去写真より-
夏至(2020年は6/21)から数えて11日目が
今年の(2020年)7/1が雑節の半夏生の日です。梅雨が明けます。
日本は春夏秋冬の四季の間に、節気、雑節というのがあります。
俳句などをたしなむ方はよく知っていると思います。
生家は農家だったのでいつ種を蒔き、いつ消毒や草取りをし、いつ収穫し、
そんな節気や雑節に沿った暦とともにの暮らしでした。
稲作をする農家では半夏生のこの日までに田植えを終えます。
風習や田畑の神に感謝する願い行事等も地方でいろいろ違いますが、
子供の頃、日々の中のあの夏の思い出の風景の一コマ一コマは
無事の収穫を願うための大事な節目、の行事だったんだなぁと思い出しています。
暦に書かれている「半夏生の日」の由来が気になっていた頃、
横浜の三渓園に半夏生が咲くということを知り出かけて撮りました。
半夏(烏柄杓からすびしゃく)と間違えそうですが
半夏生(片白草かたしろくさ)と言われる別種類で毒草でもあるそうです。
白い白粉(おしろい)をはたいたような葉でした。匂いはなかった気がします。
ちょっとアップで。
紐状の花が咲き終わるとこの白い葉の色が落ちて普通の緑色に変化します。
雨が降ってもお化粧は落ちません。
2020.6月 本日の添え歌 化粧する君の〜♬