笹舟で祈願参りの夏越餅

おこんにちは。

 
7月最終日、忙しない雑務仕事の時、
ぶらり途中下車の旅-和菓子編-とでもしときましょ。(笑)
 
日本の四季雑季にちなんだ和菓子っていいですね。
ほら食べる前、見てると1句あれやこれや思い浮かべるし
 
笹舟で祈願参りの夏越餅(なごしもち)
 
旧暦の6月30日は(現在は7月末)1年365日の前半です。
2019年、半年の邪気や厄払いして残り半年を無事に過ごすための神事が
あちこちでとり行われてたかと思います。
 
京都などでは6月の和菓子は水無月
三角に切られた外郎生地(暑気を払う氷を表現)に
小豆(悪魔祓い)が乗った和菓子です。
名店舗では定番のお品で毎年見かけます。
 
ふむふむ。
でもね、今日の和菓子はね、
全国展開してる名店ではなく
 
地域密着型和菓子屋さん(笑)
 
夏越餅
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御菓子司「横浜紅谷」富岡本店(創業66年)
※くるみっこで有名な「鎌倉紅谷」とは別店舗です。
 
艶やかな表面がうっすらと赤く、透明感があります。
魅かれたのは懐かしいこの形。繭玉に似ています。
 
笹舟に乗っていますよ。
 
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細やかな手作りです。
暑さのため写真撮る頃には笹が乾燥気味でございます。
 
中は綺麗な桃色の梅
 
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押し寄せくる途切れない邪気は払えたんだろうか?後半、無病息災を祈って
 
暑い時期、直前に少し冷やしておけば良かった。
 
おまけは、一番人気の塩大福も美味しいんですが、
この日はみたらし団子!
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あら。。、   みたらしはちょっと自分好みとは違ってお団子が柔らかめでした。
 
2019.8.5--暑い夏を無事に越すため、季節和菓子頂きました。