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旅3日目、午前中に回ったところ紹介してます
次は敷地お隣にある★男鹿真山伝承館
広く観光客の方にも知ってもらうために、
真山地区のなまはげ行事が体感できます。
上演の説明後、しばし館内がし~~んと静まり返った、
家主がなだめて膳を差し出します。
歩き回り着ていたケデ(藁を編んだモノ)から落ちたワラは
敷地風景
男鹿地方の曲りや民家作り
靴を脱いで座敷にあがります。
約30分程の上演です。
※カメラ撮影はOKで動画、三脚使用での撮影はNG.のようでした。
舞台(囲炉裏座敷)でまず家主の挨拶と説明を静かに聞きます。
不幸があったりお産があったりした家もあります。まず「先立(さきだち)」役が事前に家主に聞き回って了解が得られた家のみに入り込みます。
その時!
ガタガタッガタッ!ウォー
廊下の奥からいきなり大きな音を鳴らしながら来ます。
見学者も背後からいきなり大きな音にびっくりです(笑)
2人二組で入り込んできます。
動作にもしきたりがあります。シコをどすどすと7回踏んで入って来ます。
「ナマケモノはいないか」
荒ら荒らしく奇声をあげ探しまわります。真山地区のなまはげは角がありません。
膳の前に座るときも5回シコをどすどす踏んでから座り、酒を振る舞われます。
なまはげ役はどの家でも酒を振る舞われ酔っぱらうので、何組か交代で役割をするそうです。
と、なまはげが、なにやら台帳を広げしばらく問答が始まります。
この家の嫁はよく働いてると近所でも評判だったが、最近、家事もせず
夜はカラオケばかり行ってるナマケモノの嫁ではないか!?とか(笑)
ここで家主が、嫁の事をかばうセリフが出てきます。
すっくと立ち上がり3回シコを踏んで嘘が無いか追求して歩き回ります。
7.5.3回のシコふみは男鹿真山なまはげの独特のしきたりだそうです。
見学者のすぐ側にも絡んで来ます(笑)
おめ~は本家の娘か?
最後は家主に来年もまた来るから頑張れよ。と言ってまたどすどすと帰るのでした。
おまけ。
魔除け、縁起物なので、是非拾って帰えりましょう
年末ジャンボ祈願にお役立て下さいとの事でした(笑)