長い船旅。ひとまずみんな上陸してくれてよかったぁ♪
メイン通り
2日目の日程は一旦宿へ入り、すぐ13.00から島内ぐるりツアーに行きますよ。
一人旅人が多くて妙に親近感を勝手に持った私でした。
さぁ、雨具とお水、カメラ。デイリュックに変えて、一緒に回ろうね。
ハイビスカスが島のあちらこちらの軒先で赤、黄色、色とりどり咲いていました。
夕方の二見港周辺風景。
半日コース島内のあと、お宿に一旦戻って夕食。
夜19.00に午後半日ツアー巡りしてくれた小笠原ツーリストさんのガイド、ヒロさんが、
ワゴンでお迎えに来てくれました。ありがとう~。
1ナイトツアーに参加しますよ。
※小笠原でのツアー参加はおおまかな目的はあれど、天候と季節と、観光サイトで紹介されている名場面に必ずしも出会えないという事は認識して下さいね。
このナイトツアー行き先も全てガイドさんにおまかせです。
19.00~近くの湾内で夜の港の海で泳ぐ魚達を見た。いろいろ居た。によろにょろしたのも。
19.30~小笠原海洋センターで生まれたウミガメの赤ちゃんの夜の放流会に参加。
この夜の体験は感慨深い思いがたくさん。
小笠原はアオウミガメの産卵地。
生んだ子供がわずかながらも生き延びて行ける環境の浜辺を母が選ぶ本能。
★母亀の産卵/ビジターセンターの写真
母は長い時間をかけ100個くらいの卵を浜辺で掘った穴に産み落とします。
この産み落とされた卵から殻を破って地上に這い上がる子カメの本能。
★子カメの誕生/ビジターセンターの写真
やっと這い上がって月明かりや波の灯りを目指しせっせと向かう本能。
運良く波に乗れて大海原で生き延びる率はなんと0.3%だそうです。
100個の卵からわずか1匹に満たない子カメが大人になる迄、
なんと試練が多い事か。人間界より厳しい自然界の流れなのね~。
生きるって。。。大変。
この夜、父島の宮の浜で放流会。
19.30。開始。月は無く、真っ暗な浜辺の駐車場で各ツアー参加のグループが海洋センターのスタッフから発砲スチロール箱を受け取ります。
箱の中ではひっきりなしにガサガサ音がします(笑)
写真撮れるのはガイドさんのOKが出てから。フラッシュも×
数分、カメをつまむ事が出来ますが、持つ指先にも注意を受けます。
子カメのお腹にある箇所に触れてはいけません。
母親から授かった大切な物。初めての海で生き延びる為の栄養が詰まっています。
人間でいうなら、初乳の黄色い、一番大切な要素。
だから手のひらに乗せる事は出来ません。
おそるおそる、
つまんだよ~。小ちゃい。まだ頭に殻を破るときの角みたいのがあります。
ばたばたして~嫌がってる?
甲羅もアオっぽくて、かわいい。
マックラの浜辺へ移動して放流。頑張れ~きっと帰ってこいや~
まっくらで(笑)手探り感触だけの放流会。楽しかった~。
2オガサワラコウモリをウォッチング。
次は東京都亜熱帯農業センター付近へ移動。
オガサワラオオコウモリ(固有哺乳類)
コウモリも見れました。
ナイトなツアーだから写真はほぼ無しです。
このビジターセンターの展示写真が唯一の補足写真となります。
★オガサワラコウモリ/ビジターセンターの写真
ガイドヒロさんお手製の説明カード(感動)すばらしい!
長年使ってるからちょっとくたびれた感じがあるコウモリ君。かわいいよね。
翼を広げると90センチくらい。大きい。夜行性(私みたい)だから夜よく食べます。海洋島小笠原で外敵が少なかったので警戒心は低いらしく、ガイドさんがライトを照らしてもジッと見返してきます。飛ぶ様子も。黒くて早い!
もうひとつの見所のグリーンペペ(光るキノコ)は残念ながら発見出来なかった。
別の日のナイトツアーでは見れた方もいたようです。
3宇宙航空研究開発機構(独立行政法人)小笠原追跡所
次はJAXAへ案内してくれました。
ここは宇宙センターから打ち上げられたロケットの監視施設。
ライトアップは観光ではなく飛行機などへの位置表示のためとか。
大きくてなんだか異様なくらい骨骨してる。
スカイツリーを夜、真下から見上げたあの筋骨のよう。(笑)
ありがとう。充実した夜でした。
ナイトツアーで行った父島の地図です。
案内看板にちょっと加工追加。
3日目は~~小笠原の固有種など探検。1日森ツアー探検です。
ガイドは竹ネイチャーアカデミーさんです。
2015.9月の小笠原の旅vol_4